友人・知人

本当の友達とは・・・親友を作るにはこれが必要です。

あなたには友達が数多くいるでしょうか?

その中で親友と呼べる友達はいるでしょうか?

以前、私には数多くの友達がいると感じていました。

ただそれは上辺だけの繋がりがほとんどでした。

しかし私は看護学校を経て本当の友達とはどんな人なのか理解することができました。

看護学校では一人の責任はグループ全体の責任にみなされなす。

一人の人を助けるために皆で知恵を絞って調べたり考えたりしてカンファレンスという話し合いの場で解決していきます。

そんな困っている人を助けてくれる私にとってかけがえのない友達を作ることができた過程を含め親友の作るために必要なことを紹介したいと思います。

そもそも親友とは

親友とは「うちとけて付き合っている友達」と表現されます。

一緒に遊んでいる友達の中にそのように呼べる友達もいるかもしれませんがほとんどの場合はただの友達です。

本当に自分の悩み事やコンプレックス、秘密のことを打ち明けれるような関係の友達を親友と表現します。

  1. 悩み事を言える
  2. 嫌なことは嫌とはっきり言える
  3. 相手の欠点を伝えることができる
  4. 気を遣わない
  5. 本音と本音で会話できる
  6. 間違いをほっとかずに指摘してくれる
  7. 自分のことを一緒になって喜んでくれる

上記に当てはまることができた人は親友と呼べるでしょう。

親友と呼べる人を作るために必要なこと

親友と呼べる人を作るにはまず相手があなたのことを信頼していくれるようにしなければなりません。

あなたに不信感や疑問を持つ間柄であっては信頼を勝ち取るのは難しいでしょう。

信頼を得る具体的方法は「嘘をつかない」「誠実である」「約束や時間を守る」必要があります。

お互いが不信感をもつことなく信頼しあえる間柄になることができれば必ず親友を作ることができます。

ではどのように実践したら親友が作れるのか上記7つの項目について具体的に解説していきます。

具体的解説

①悩み事を言える

信頼出来る人には自分の悩みを相談することができます。

逆に信頼できない人には悩みを相談することはできません。

なぜなら相手は「真剣に相談に乗ってくれるか」「他の人に話した内容を言わないか」が不安だからです。

もし真剣に話を聞いてくれない。他の人にすぐ話してしまう。このようなことがあればあなたには不信感しか生まれません。

私も昔、心から信頼していた友達に先輩との関係の悩みを相談したことがあります。

実際は私が悪いのはわかってはいたんですが話を聞いてくれるだけでいいやと軽い気持ちで話しました。

その数日後いきなり先輩の態度が明らかに悪くなり関係が悪化してしまったんです。

このことを、話を聞いてくれた友達に相談したら、実は私の話を先輩に伝えていて私が反省していないことを伝えていました。

それを聞いてこの人には私の本音は話せないと感じ距離を置いてしまったんです。

辛い思いをしているときは例え私が悪くても話を聞いてくれるだけで心がスッキリします。

一人で抱え込むより話を聞いてくれる人に話してスッキリしたいと思っているのに信頼がないと話せません。

そのような自分が弱ったときに話を真剣に聞いてくれる友達が親友と呼ぶにふさわしい方です。

あなたもそのような心の支えになれる心を持って友達を接してみてください。

②嫌なことは嫌とはっきり言える

信頼関係が大事だと説明しましたが嫌なことは嫌とはっきり言える立場も信頼関係が影響します。

もし何でも相手に合わせていたらそれは親友ではなく、相手にとってあなたは都合のいい人になってしまうからです。

本当の友達とは自分の本音を伝えても関係が崩れない人です。

嫌とはっきり伝えても相手が今後も同じようにあなたに話を振ってくれる、更にあなたが相手に嫌とはっきり言われてもこの人との関係は壊したくないと感じ、双方にこのような関係ができあがっているのであれば親友と呼べるでしょう。

③相手の欠点を伝えることができる

よく考えてみてください。

相手に直接長所は伝えることができると思います。

「ここいいよね。」「あなたのここが素晴らしい」このようにいいところを伝えるのは簡単です。

しかし相手に欠点を伝えることができる相手があなたにはどのくらいいますか?

なかなか相手を落とすようなことが言える相手は少ないと思います。

お互いが欠点を言い合っても関係が悪くならない、気軽に欠点を言い合っても嫌な気持ちにならない、そのような関係ができれば絆が生まれます。

④気を遣わない

よく気を遣える人は偉い、気遣いが出来る人になりたいなど聞くと思います。

しかしそれは親しい人以外での関係の際に必要なことです。

本当に仲のいい友達には必要以上に気を遣う必要はありません。それは、もう特別な存在になっているからです。

このような関係になるにはまず相手を思いやる心や態度が必要です。

それが積み重なったことで気を遣わなくなっても相手からはあなたが自分のことをちゃんと心のなかでは大事にしてくれていると感じてくれるようにあり関係が保たれます。

⑤本音と本音で会話できる

よくありがちなのがどっちかは本音で喋っているけどもう片方の人は気を遣っているというパターンです。あなたも思い当たる節はないですか。

このような関係の人達はよく見かけます。

しかし気を遣っている側の人間は心の底では相手に不信感がありよく思っていません。

もしあなたがそんな関係の人と接していたら一回冷静になって判断してみてください。

あなたが言ったことを否定せずに笑顔で何でも聞いてくれる。ただ相手からは意見を出さない、自分の本音を言わない、頼み事をしてこない。

そのような関係の人だとあなたが上に立っている状況で平等ではありません。

あなたは仲がいいと感じるかもしれませんが相手は違います。心の奥ではそこまでの関係にはないと感じています。

相手が話しやすいように誘導することも親友に繋がる一歩になります。

⑥間違いをほっとかずに指摘してくれる

可愛そうだから間違いを指摘せずに見守る・・・そんな経験ないですか?

間違いだと気づいていても指摘しないのは本当の優しさとは言えません。

相手が間違いだと気づくように教えて正しい方向に導いてあげるのが友達として大事なことです。

「そんなことわかってるよ!指摘したら嫌われるかもしれないから言えないだよ!」と思わるかもしれませんが親友を作る上では必要なことです。

ではどのように伝えたらいいのか。

それは相手の行動も肯定しつつ間違いを修正してあげることにあります。

例えば

「あなたの〇〇よかったよ。更に〇〇を〇〇すればもっと良くなるよ。」

「めっちゃ頑張ってたね。〇〇ができたらもっとすごく良くなりそう。」

「〇〇は難しかったからしょうがないよ。次からは〇〇したら成功しそうだよね。」

などです。

要するに間違いを指摘する前に相手の行動を褒めてあげることが大事になります。

人は心理上自分を否定されることを嫌います。

間違いを指摘されると「やらなければよかった。」と思いがちになります。

あなたは相手の行動を否定するのではなく間違った行動を正すことが目的なので意欲を欠如させてしまわないようにフォローが必要になります。

そのさりげない一言の追加を行うことで相手はあなたのことを信頼してくれるようになります。

⑦自分のことを一緒になって喜んでくれる

自分の嬉しかった出来事を一緒になって喜んでくれると本当に嬉しいですよね。

私の高校合格発表のとき一緒になって喜んでくれた友達は数十年たった今でも親友です。

本当に大事にしている友達には幸せになってほしいものです。ではどのようにしたら幸せになってほしいと思われる存在になれるのか。それには逆の発想で考えてみると答えが出ます。

どういうことかというとあなたが幸せになって欲しいと思うような人がいたらその人のような行動を取れば良いのです。

例えばあなたのことをいつも気にかけてくれる。あなたが失敗しても守ってくれる。言葉ではなく表情で変化を気づいて声をかけてくれる。そんな存在がいたらあなたはその人には幸せになって欲しいと思いませんか?

このようにあなたが実際にどんな人がいてくれたら心の支えになるのかを考えて行動を起こすことで周囲にはあなたの誠実さや信用を得ることに繋がります。

結果として親しい友人を作ることができるようになるのです。

まとめ

思いやる→積み重ねる→信頼関係を得る。

二人がお互いに信頼して、気を遣わずに本音で話合える、そして表では気を遣わずにいても心の奥では相手を大事に思っている・・・そんな関係が親友です。

つまり親友とは友達の延長線上に存在する言葉です。これができれば親友は作れます。

いきなり親友ができることはありません。信頼関係を得るまでには時間がかかります。

なので今親友がいないと悩む必要はありません。親友は何人もいりません。一人でもいれば自分の心の支えになることは間違いないです。

是非そんな関係の人を作れるように頑張りましょう。

まずはあなたが相手を信じて誠実に接することから始めてみてください。

必ず変化が生まれてきますよ。