家族・親戚

高齢者一人暮らし。一人で測定ができる血圧計のオススメを現役看護師が教えます。

皆さんは病気や病気の再発の予防のため医師や看護師から自宅で測定できる血圧計の購入を勧められたことはないですか?

また家族の中に独居の高齢の方がいて一人で簡単に測定できる血圧計があれば便利だと思った経験はないでしょうか。

しかしいざ購入となると値段のことや知識もなくどのような血圧計を購入したらいいのか難しいと思います。

安い物を買ってすぐ壊れるのも嫌だし、高い物を買って失敗もしたくない。

そんな方に現役看護師で実際に家族や本人に血圧計のオススメをしている私がどのような物が実用性があって便利なのか紹介したいと思います。

これをみれば商品のメリット、デメリットに加え、どのような方にオススメなのかがわかり、参考になるので是非検討してみてください。

高齢独居の方にオススメの血圧計

  1. オムロン デジタル自動血圧計 HEM-1000
  2. オムロン 上腕式血圧計 スタンダード19シリーズ HCR-7104
  3. オムロン 手首式血圧計 HEM-6160シリーズ HEM-6161 ホワイト

上記の商品はタイプ別に分けた中の商品です

必ずこの商品でなければいけないという物ではなくタイプに合った商品の探し方の参考に紹介しています。

上記の商品のメリット・デメリットを紹介しますのでご自身や家族の状況に合った最適の商品を探してみるのもよいでしょう。

オムロン デジタル自動血圧計 HEM-1000

メリット・操作が簡単
・毎回同じ位置で測定できるため正確な値が出やすい
・測定にバラツキが少ない
デメリット・コストが高い
・持ち運びがやや困難

このタイプは高齢者の一人暮らしをされている方で、自己測定に不安がある方にはオススメです。

しかしコスト面がやや高いため手に届きにくい商品であるところがデメリットです。

コスト面に心配がない方には一番のオススメのタイプになります。

オムロン 上腕式血圧計 スタンダード19シリーズ HCR-7104

メリット・コストはやや低め
・慣れれば正確な値が出せる商品
・持ち運びができる
デメリット・マンシェット(腕に巻く所)の締め付け方の違いにより測定値にズレが出やすい
・マンシェットのマジックテープが劣化しやすく引っ付きにくくなりやすい

コスト面でも値の正確さでも迷ったらオススメできるのがこのタイプです。

しかしやや自己測定するのにコツが必要になるのでしっかりした人向けの商品です。

また個人で看護師が使用している際によくマンシェットのマジックテープが引っ付かなくなることがあるのでこまめに掃除やマンシェットの交換が必要になってくる可能性があります。

金額的にも値の正確さからも私はよくこのタイプの商品を患者さんや家族の方に勧めて実際に手技の獲得に向けて訓練を行っています。

オムロン 手首式血圧計 HEM-6160シリーズ HEM-6161 ホワイト

メリット・断然コストが安い
・持ち運びが楽
デメリット・腕で測定するより測定値の信頼性がない
・位置の調整により値が変動してしまう

こちらのタイプはなんといっても価格が安いことがメリットになります。

しかし手首の位置の調整により値もズレてしまうことから腕で測定するよりも測定にバラツキが出やすいです。

個人的には血圧計は一生に何度も購入する物ではないため上腕で測定できるタイプの商品がオススメです。

まとめ

3つのタイプの血圧計の紹介をしてきました。

上腕(肘の関節より上の腕)で測定する方が正確な値が測れるので個人的には①か②がよく、手首タイプはあまりオススメしません。

しかし手首タイプでも測定しないよりは毎日測定し血圧の管理を行っていくほうがいいことは間違いないです。

血圧計が必要な方はどのような方なのかを考えてメリット・デメリット、そしてコスト面を加味してその人に合った血圧計の購入の検討をするとよいでしょう。

そして少しでも異常を感じたらすぐに医療機関に相談、受診をおこなうようにしましょう。

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